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第97回日本糖尿病学会中部地方会

第97回日本糖尿病学会中部地方会

会長挨拶

神谷 英紀
第97回日本糖尿病学会中部地方会
会長 神谷 英紀
(愛知医科大学医学部内科学講座 糖尿病内科 教授)

 この度、第97回日本糖尿病学会中部地方会会長を拝命しております愛知医科大学の神谷英紀です。学会会期は2023年9月23日・24日の2日間で、名古屋国際会議場で開催させていただきます。

 糖尿病学会は、糖尿病診療にかかわる医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師・理学療法士・臨床心理士・歯科衛生士などの様々な職種の方が集い、糖尿病について議論する場になります。その中で、地方会においては症例発表が中心となりますが、それは糖尿病の専門医を目指す若手の先生方の鍛錬の場として貴重な場になります。本会でもこの目的に沿って行っていきます。特に、本会においては、若手の先生方をencourageするために優秀演題賞のセッションを例年通り開催し、そこでは若い糖尿病医だけでなく、専攻医・研修医あるいは学生を対象としたセッションも設け、若手の先生方の活発な議論が展開されることを祈っております。また、メディカルスタッフの方々の優秀演題賞も設定しますので積極的な演題登録をお願いいたします。

 本会では、症例発表に加えて、特別講演、専門医更新のための指定講演、シンポジウムなどを予定しています。シンポジウムにおいては、最新の糖尿病診療に関するテーマが主にはなりますが、2024年から正式に始まる働き方改革を取り上げるセッションも企画しております。中部地方において糖尿病診療の中心的役割を担う医師あるいはメディカルスタッフの皆様のご参加により、本会が新しい糖尿病学の発展に貢献する場になればと考えております。

 2023年9月の会期中、コロナの状況がどのようになっているか不透明なところはありますが、現時点では“現地開催”を目指し準備を進めております。9月の名古屋はまだまだ残暑厳しい季節ではありますが、是非名古屋にお越しいただき、皆様とface to faceで糖尿病についての議論ができることを楽しみにしております。

令和5年1月吉日